人間エアコンA2提供・能登半島地震復興支援ミッション
輪島へ向けて走り出す 12:00
のと里山街道から高速道を進みます。この道が非常に被害が大きく、路面が大きく波打っているため、危険が伴います。
輪島市街に入りました。被害が甚大でまだ手付かずのところが多くあります。もうすでに半年経過しているわけですが。かつて訪れた、熊本地震よりも復興が遅い感があります。
ところどころで工事があり、段差もひどいです。近づくと危険な建物が多く、自己責任で街に入る必要があります。
崖にある家で、今にも転落しそうになっています。片側交互信号あり。
市街の中心部ですが、崩れたままになっています。半年前の状態が今も見ることができます。冬になると雪が積もり、さらに危険かと思います。
テレビのニュースでよく見た、倒壊したビルです。地盤が緩いのか地面が波打っています。建物は横倒しになっており、一階の根元から折れている形になっています。火災は起きずに倒れたため、倒壊もなく、比較的形状を維持しています。
輪島市役所 13:40
輪島市役所に到着
市役所は比較的頑丈に作られているため、表玄関のタイルなどが隆起していましたが、大きな被害が確認できませんでした。
クールスマイル支援の趣旨を説明し、担当の部署へご紹介いただけました。そこでお話をして、ボランティア事務所を教えていただきました。
輪島市災害たすけあいセンター(輪島市社会福祉協議会内)
市役所で言葉では案内されたものの、間違って裁判所に入ってきてしまいました。
輪島市社会福祉協議会は先ほど通過した際に、青いビブスをつけた人が出入りしていたので、気になっていた場所でした。注意力は大事ですね。
ここがボランティア支援の窓口になっているそう。
輪島市第一の現場(解体作業ボランティア)14:49
輪島市第一の現場は解体作業ボランティアさんが、まさに建物を解体している最中でした。
ここを先ほど訪れた輪島市災害たすけあいセンターの(槌谷さん)に案内してもらいました。
解体機械を動かしていた方(小玉さん)が、以前、熊本県益城町にもボランティアで行っていたとか。
ここで人間エアコン面水冷服A2を1セット提供いたしました。
西松屋ボランティアセンター待機所
西松屋の駐車場にて設置の輪島市の災害ボランティアセンターに行きました。こちらも親切に槌谷さんに先導されながら、紹介いただきました。
10名程度のボランティアが待機しており、バスでここまで来たのだそう。日本全国からきているようで、なかなか会えない人たちが集う場になっていますね。みんな優しい人たちばかりです。
ボランティアの方にも人間エアコン面水冷服の冷感を体験していただいたり、共感を得ました。
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次に漁港へ向かいつつ、進路を取りました。海岸線が遠くなっている部分を見に行きましたが、満ち潮なのか、それらの情報を得ることができませんでした。
輪島朝市 15:46
輪島朝市(わじまあさいち)は、石川県輪島市で開かれる歴史ある朝市で、日本三大朝市の一つとして広く知られています。この市場は、輪島の文化や生活を体験できる観光名所としても人気です。
主な特徴
- 歴史と概要:
- 輪島朝市の歴史は1000年以上にわたり、平安時代にまで遡ると言われています。
- 毎日朝から昼過ぎまで開かれており、地元の人々と観光客が集まります。
- 場所と営業時間:
- 石川県輪島市の輪島港近くに位置し、市の中心部にあります。
- 毎日午前8時から正午まで開かれており、年末年始を除いてほぼ毎日営業しています。
- 販売される商品:
- 新鮮な海産物:輪島港で獲れたばかりの魚介類や干物が並びます。
- 農産物:地元で採れた野菜や果物、漬物などが豊富に揃っています。
- 工芸品:輪島塗の漆器や手作りの工芸品、地元の特産品が購入できます。
- 食べ物:地元の料理やお菓子、飲み物をその場で楽しむことができます。
- 観光体験:
- 市場では地元の人々との交流が楽しめ、温かいおもてなしを受けることができます。
- 朝市の雰囲気を楽しみながら、輪島の伝統文化や生活を垣間見ることができます。
- アクセス:
- 輪島市は石川県の能登半島に位置し、公共交通機関や車でのアクセスが可能です。
- 金沢市からはバスや車で約2時間半の距離にあります。
おすすめの楽しみ方
- 早朝の訪問:
- 早朝に訪れることで、新鮮な海産物や農産物を手に入れることができます。
- 観光客が少ない時間帯に訪れることで、ゆったりと市場を楽しむことができます。
- 地元の味を堪能:
- 市場内の屋台や食堂で、地元の新鮮な食材を使った料理を楽しむことができます。
- お土産選び:
- 輪島塗の漆器や地元の特産品は、お土産として喜ばれます。
- 手作りの工芸品や地元の食品も、お土産に最適です。
輪島朝市は、歴史と伝統が息づく場所であり、地元の魅力を存分に味わえるスポットです。訪れることで、輪島の豊かな文化や生活を体験することができ、旅行の思い出を深めることができます。
火災があった朝市の付近。一部は撤去されて感がありますが、車や残骸は処理されずに残っています。
漁港周辺の様子。満ち潮だったためか、隆起した漁港の様子は見ることができませんでした。写真は周辺の状況になります。
輪島朝市周辺の様子 16:11
人がほとんどいません。時折車が行き来しますが。
撮影のために訪れている県外の方の姿が見受けられました。あとは工事関係者のみです。
通学する子供たちの日常を捕らえました。普通な平凡な日常に見えます。しかしひと気が無い街です。
朝市のメイン通りの方です。火災は免れたものの、くずれたまま手つかずだったりします。
火災があった地域では、その業火が見て取れます。
ガソリンに引火したであろう車両はタイヤのビートワイヤーが残され、ゴム部分は溶けてなくなっていました。
アルミホイールだった部分が見当たりません。アルミも溶けてしまったのでしょうか?とすると800℃以上の火炎があったことになります。
まるで空爆でもあったのかと思わせるような現場です。熱による二次災害がこれほど恐ろしいもんだということが、そこにはありました。
ところどころで規制線があり、立ち入ることができませんでしたが、徐々に解体が進み変化があるようです。
対岸の家々を見てもピサの斜塔のように傾いていることがよくわかります。
路面の段差も修復していない部分があります。まだまだ復旧工事のリソースが足りていません。
道の駅 輪島 ふらっと訪夢
しばし休憩ののち、金沢へ帰路につきます。
輪島周辺の地形
道の駅から金沢へ 17:45
夕暮れで帰り道の危険を考え、早々に金沢へ向かいます。帰り道は下道ですが、道路被害が少なく安定して走ることができました。
金沢到着 19:55
金沢駅で夕飯を食べる
これで初日のミッションが終了しました。
そしてホテルアマネクへ
コメント
コメント一覧 (2件)
ゆうさん。お疲れ様でした。暑くなる夏。普段でもキツイので身体を冷やす事が出来るものは必須ですね。街の復旧、復興とともに、気持ちの面でも少しずつ1歩ずつ良き方向にいく事を願っています。
応援メッセージありがとうございます。今後とも復興支援があれば出動してまいります。一歩ずつ皆さんと進めれば幸いです。