人間エアコン面水冷服のQ＆A

スイッチオフからすぐにチューブクリップで止水することで、問題なく交換し水流も再開できます。

着衣内にある水が復水（戻ってくる水）し、ボトル内に溜まるため、ボトル交換後も水流がすぐに再開します。

詳しくは動画をご覧ください。

導き題した結論
重さリスク　＜　暑さリスク
重さリスクは、暑さのリスクに比べると、はるかに小さい問題である。

現場の前提条件（建築現場想定の場合）：フルハーネス2.5kg、ヘルメット0.4kg、腰道具10kgあります。

人間エアコン面水冷服（K2やA2）は、重心位置が低く、身体に近い位置に重量があるため、軽く感じます。

体が３kg太ったとしても、重いって感じないのと同じような原理です。

重さは夏も冬も関係なく、仕事やプライベートの活動においても必要です。人間エアコン面水冷服は序盤の使用時は重いと感じることもあるでしょう。でも、結果からして10年愛用し続けていらっしゃる方からの、ご意見からすると、重さは暑さのリスクからするとウエイトは低いということです。

30℃の倉庫内作業

前提条件：無風、倉庫内、気温30℃、湿度50％、人間エアコン面水冷服A2（3Lボトル使用）、身長173cm、体重80kg、男性、仕事中

冷気消失：約120分（ボトル水温15℃以上20℃に到達）

フォークリフトなどにも乗るが、基本屋根付きの日陰作業である。電源が取れるため休憩所に冷凍ストッカーが置ける。そして手早くボトル交換ができる。

30℃マラソンランニング

前提条件：微風、道路上、気温30℃、湿度50％、人間エアコン面水冷服A2（3Lボトル使用）、身長173cm、体重80kg、男性、ランニング中

冷気消失：約90分（ボトル水温15℃以上20℃に到達）

激しくボトル内が揺れるため、熱交換が進み、強力に冷却する。その反面、ボトル温度が急速に失われるものと考えられる。

35℃建築現場の警備

前提条件：直射日光、微風、曇り、道路上、気温35℃、湿度60％、人間エアコン面水冷服A2（3Lボトル使用）、身長160cm、体重60kg、男性、警備の仕事中

冷気消失：約90分（ボトル水温15℃以上20℃に到達）

同じ個所に留まっていることがメインの業務のため、風の影響は少なめ。
車両などの誘導業務がメイン。常に危険を察知し、気を配らなければならない重要業務である。
よく利用されているシチュエーションだが、警備業界は非常に過酷で給料が安いと言われている。
業務中に熱中症で倒れたという報告は多々受けている。

35℃の高速ツーリング

前提条件：平均時速100km/h、高速道路70㎞距離走行、標高300ｍ～500ｍ、晴天、気温35℃、湿度60％、車体温度計40℃、人間エアコン面水冷服A2（3Lボトル使用）、身長173cm、体重80kg、男性、ツーリング中、綿ロングスリーブシャツ（下着）の上にA2着用

冷気消失：約60分（ボトル水温15℃以上20℃に到達）

走行風の影響により、冷気の多くを外気に逃げたためボトル交換サイクルが早くなっています。K2では断熱構造になっているためA2よりはこの課題を少しだけ克服しています。

上記はクールスマイルが行ったテスト結果一例であり、同じような環境であってもそれを保証するものではございません。参考程度にご確認ください。

• クールスマイルはA２の企画において、1.5時間ほど猛暑日に冷気を得られることができればよいと想定しています。
• ボトル交換にかかる時間はおよそ10秒です。

製品比較対象として検討したいことと思います。人間エアコン面水冷服は１回のセットアップあたり○○などという概念がありません。したがって、単順に天秤にかけるべきではないと考えております。
全シリーズボトル交換で連続的に使い続けられる製品として提供しております。そのため、手間なくボトル交換ができるようにし、サイクルが楽になっています。
人間エアコン面水冷服は新奇性があるため使用にあたっては「ボトル交換」の理解が必要です。

人間エアコン面水冷服はボトルを爆速で交換できる設計です。

なぜ爆速ボトル交換？

ボトルは秒で交換できるので、トイレ休憩のタイミングで交換を推奨しています。

ペルチェの課題に注目

• リアルタイムで冷気を得るには、排熱が必要、大容量の電力（重い）が必要というデメリットがペルチェにはあります。
• また、現在気温に対してのマイナス計算となり、例えば35℃に対しての-15℃で20℃のスポット冷気となります。
• 仮に3リットルのボトル氷をペルチェで得るには、30kg以上のバッテリーを背負っても不可能です。
• ペルチェは廃熱により、環境を悪化させ、CO2も多く排出することになります。

ペルチェのメリット
ワインセラーなどの温度管理が厳密な製品にはペルチェクーラーは最適です。

扇風機服についてはこちらの情報も参考に、考えてみてください。

室内で猛暑日に、扇風機で過ごせますか？旋風では気温は一切変わりません。
現場でも同じことが言えます。人間エアコン面水冷服は「着るエアコン」であり、生命維持装置でもあります。

人間エアコン面水冷服は、熱中症対策の専門家（大阪の発明家）が長きにわたって研究し、開発した究極の最適解です。

人間エアコンで使用するバッテリーはいずれも小さなものです。

最近では容量3500ｍA/ｈのものを個人的に使っていますが、１日中使えています。

手で握ってこぶしから見えないほどのサイズです。

人間エアコンは考え抜かれた超省エネです。ほとんど電力は使っていません。

主な違いは以下の比較をご覧いただき、ご検討ください。

いいえ。

A2やK2、CS321はブラシモーターを使用しております。よって常に火花が散っている状態です。

ブラシレスモータータイプもございますが、防爆として提供しておりませんのでご了承ください。

防爆エリア外のユーザー様にはお使いいただいております。

K2,A2の取扱説明書にあります、別売のUSBバッテリーは、コンビニや家電量販店で入手できます。
大きさと問われますと、サイズのことですね。
おおむねどの程度を準備すればよいか、あらかじめ問われたため、回答します。

ちなみに私が使っているものは、5000mAhのものです。公称3500ｍAh以上を推奨
サイズ（約）7.5×2.5×3.5cm（手で握ると隠れるほどの大きさです。）

この２倍のサイズであってもポケット内には収納可能です。

K2およびA2におけるボトルは、専用ボトルを採用しています。
ボトルは三ケ月状の特殊形状をしています。サイズ出しは表現が難しいため公式に記載しておりません。

面水冷服を使用するにあたり、現在使用の家庭用冷蔵冷凍庫は推奨できません。食材が入っているためです。
また、必要な冷凍庫の深さがありません。（最近の引き出し式冷凍庫の構造を鑑みると）

冷凍ストッカーを強く推奨しています。

家電量販店で2～3万円から入手できます。

写真は66リットルの小型冷凍ストッカーです。展示会などで持ち込んで使用しています。
このストッカーの場合、A2ボトル10個は入ります。その他飲み物も入ります。

冷凍庫から、取り出してそのまま着衣に専用ボトルを装てんします。（着衣内に水が十分溜まっている場合）

トイレ休憩のタイミングになりましたら、このボトルを取り出し、新しい凍ったボトルと交換します。

着以内水が足りていない場合は、ボトルに水を追加します。

ボトル交換のヒント
スイッチをOFFにすると、着衣内の水がボトルに流れ込んでしまいます。そのため、スイッチOFF後すぐに、チューブクリップで止水してください。そうすることで、新しいボトル装てん時に水流が生まれます。別途、凍ったボトルを交換すると、水循環ができないのではないですか？をご覧ください。

市販の保冷リュックなど（Amazonなどで購入）を使用して、持ち運んでいます。こちらの記事も参考にしてみてください。

写真の保冷リュックは公称22リットルK2ボトルが３本と、500mlペットボトル飲料5本程度携行できます。ご参考までに。

ヘルメットエアコンを使う場合、ヘルメットのベンチレーションはどうしていますか？

当社の場合は換気の意味も込めて、ベンチレーションは全開しています。ベンチレーションを開放した場合、外気温が連続して入ってきます。そのため理論上、頭部の熱逃げが発生します。冷気の持続性は少し少なくなると予測されます。