【夏日のツーリング】愛知県犬山市の大規模農家さん稲刈り見学とヘルメットエアコンの実力を聞いた
ヘルメットエアコン
ライダーが2024年10月2日に大阪を出発し、ツインバードの低温冷凍冷蔵庫「SC-DF25WL」をBMW F900XRに搭載して行ったツーリング体験をレビューです。
今回のツーリング見どころ
ツーリング概要:
大阪を出発し、目的地に向けて546kmを走行。途中、犬山市や西尾市などに立ち寄り、稲刈りのデモンストレーションや地元のアトラクションを体験した。
装備:
ツインバードの冷凍冷蔵庫やヘルメットエアコンを使用し、特に冷凍庫の性能を高く評価。走行中でも庫内温度が-23℃まで下がり、猛暑でも実用的だと感じた。
稲刈りの体験:
農業体験では大規模農家での稲刈りを目の当たりにし、最新の農機の性能を体験。ヘルメットエアコンを活用して暑さ対策をしながら作業を見学した。
ラーメン店「ラーメン王子」訪問:
三重県の人気ラーメン店「ラーメン王子」で食事をし、冷凍庫内温度の変化にも言及。
まとめ:
今回のツーリングを通じて、ツインバードの冷凍冷蔵庫とヘルメットエアコンの実用性を確認。猛暑日にも対応できることが分かったため、次回は来年の初夏に再度テストを行う予定。
2024年10月2日 7:53出発大阪を出発 13513㎞からスタート
天候は晴れ出発時の車載温度計は26℃を示していました。
ツインバードの冷凍庫を積んでのツーリングは初めて。
このように4本の25mmナイロンベルトで固定し搭載しました。
また、重量が本体だけで15kgとこれまでで最大の為、念には念を入れた形です。
しかし大きいですね。この左右にパニアを搭載するため、
違和感が減りますが、横幅と高さがとても大きいです。大型車専用ですね。
しっかり朝ごはんを食べる。8:05
一日の起点は朝です。そして今日はすき焼き牛丼にしました。
また、F900XRのサイドスタンドを立てるたびに、スタンドへの荷重が気になります。
そして、荷物が相当高い位置に25kg程度の重量がかかっています。
出発時の冷凍庫内温度は-18.5℃でした。この時点で素晴らしい性能を出していますね。
冷凍庫内は以下の内容物(内容積25リットル)
- 1リットルPETボトルが5本
- 飲用500mlボトル4本
- 開発中のA3Bボトル(3リットル)
以前使っていた25Lの冷凍庫と比べると内寸幅が狭くなった分、
高さが大きくなっており、内蓋をどけるとその分、広くはなります。
しばらく走行して、ヘルメットエアコンを装着 8:25
20分の間に0.5℃低下-19℃になっています。素晴らしいです。
この大型冷凍庫の場合、A2やK2のボトルは接触してしまうため使えません。
そのため今日はヘルメットエアコンG2とCS319iを使用して頭だけ冷やしています。
湖東三山PA 最初の休憩 9:34 13616㎞
103㎞走行しました。約1時間ほどの走行でCS319iのインターバルモードで使用。
そして、車載温度計の気温は29℃に上昇しました。
また、1リットルのボトルは走行中にぬるくなりました。ヘルメットエアコン装備としては2リットルタイプのCS371iがいいかな。
犬山市に到着 10:45
冷凍庫は走行中に-23℃にまで低下。
この環境下でもまだ冷えてゆく性能に驚きです。流石としか言いようがありません。
本格的な栗が道に落ちている。もう食べごろです。
こんな風景は農村ならではでしょうか。都会では味わえない魅力がここにあります。
交通量の多い幹線通り沿いに御宅があり、その向かいに工作地帯が広がっています。
また、すぐ近くには標高100m級の山があり、豊かなミネラル山水が流れ込んで切る地形です。
実際の農業用水は貯水池から供給を受けるそうです。
いろんなお話を伺いました。そんな中で自分に何ができるのか、考え中です。
農作業中に熱中症対策として冷風ヘルメットを使用している男性と、そのヘルメットについて説明を受けている男性の会話です。
ヘルメットエアコンの効用や使用中の注意点、そして男性が抱えている高血圧の治療薬による副作用について話が及んでいます。
特に、男性はヘルメットエアコンの効果を実感し、高血圧の薬による副作用である日光過敏症によって屋外での作業が困難になっていたことを説明しています。
会話は、ヘルメットエアコンの性能や男性の健康状態について具体的な情報が交わされ、男性がヘルメットエアコンによって作業環境が改善されたという満足感が伝わります。
稲刈りのデモンストレーション 12:03
私のために実際の作業を見せてもらいました。また、大規模農家さんの為、機械類も巨大です。
そして、エアコン完備の稲刈り機(コンバイン)で稲を刈っていきます。
現場は暑かったのでヘルメットエアコンG2を装備。
時速4㎞ほどで車道を走行し、すぐに耕作地へ向かいます。
歩いてでもついていける速度ですが、キャタピラでサクサク動いています。
そして稲刈りが始まると、水を得た亀のように、ものすごい速度で稲を刈ります。
また、稲を裁断しながら米の実の部分のみを回収するようで、すごいハイテクマシンです。
コンバインは完璧に仕事をこなしつつ、安定して収穫してゆきます。
また、コンバイン内に貯められた米は、回収用の軽トラに積み替えられます。
そして、そこまでの一連の流れが、これ一台でできる優れもの。すごいマシンです。
刈られた後の状態
実りの状態を確認
今回収穫したエリアは、通常2回肥料をまくところ、1回しかまかなかったため、状態がいまいちだったと。
確かに隣の稲と比べると、身の入り具合がはっきりと違いますね。
肥料はとても大切。均等に肥料をまくことも結果につながってきます。
軽トラに山盛りです!コンバインで刈るだけで、実だけがこのように分別できるなんて驚きです。
いわゆる脱穀済みですね。
太陽に照らされ、黄金の輝く稲は最高の実りになっています。
この辺りはイノシシが出るのだとか。稲は食べないけど、身体の掃除で稲を使って、ゴロゴロしながら荒らしてゆくのだそう。
動物との共存も一方では仕方がないこと。
ヘルメットエアコンの実力を知る
この製品をつかってみてのコメントを何度も電話でお礼をいただいた。
いただいた情報は以下の通り
- ユーザー様ご本人は、大規模農家をやっています。
- ご本人と息子さんの2名で東京ドーム10個分の広大な土地を耕作しています。
- 一日、最大で7面ほどの稲刈りを実施。合計200面ほどになる。
- 直近に米騒動(米需要過多で米供給の低下)があった。
- 血圧が高いため血圧を下げる薬をお医者様に処方されています。
- 薬の副作用で、日光のUVにより肌がただれるようになってしまい、かゆみを伴う。
- 顔の肌に日焼け止めクリームを塗ったり、いろんな対策をしてみたが失敗。
- 医者から仕事をやめるよう勧告を受けた。
- 何度もインターネット検索を行ってクールスマイルを見つけた。
- 藁をもすがる思いで、ヘルメットエアコンを採用してみた。
これは大きな成果だ!
ヘルメットエアコンを使った結果
医者からも褒められるように。それほど劇的に肌の状況が改善されたとのこと。
致命的な病魔に対して、大きな成果を上げたことだった。
薬ではなく物理防御により、日光を遮断。
さらに冷却効果で熱中症にもなりにくくなった。
本当に喜ばれていました。
13年のクールスマイル事業の中でも、喜びもひとしおでした。
人を救えることの幸せ。もっと技術を発展させようと奮起する。
使用しているのはヘルメットエアコンG2maskとCS371i
稲刈り絶好調です!
西尾市へ向かう 13:00 13784㎞
- 271㎞走行
- 13.67リットル給油
燃費:19.8㎞/リットル
車重が重いのと、50Wほどの電量を使ってパワーダウンしたことが原因か?
一概には言えないが、BMWでは燃費は良いほうだ。並列4気筒の1200cc時代は15㎞/Lぐらいだったかな。
大阪から無給油できたが、ガソリンがピンチ。そしてバイクは燃料が尽きるのが早い。
基本的に200㎞走行したら給油シグナルが来ます。
西尾市の大規模農家さんへ到着 14:32
到着に時間がかかり、すでに終了直前でした。人生初の稲刈りはしごです。
こちらは、手で稲を刈る体験ができるオンラインサロンイベントで毎年行われています。
総勢100名を超える大所帯にもかかわらず、受け入れてくれています。
到着時の様子。
三河工芸ガラス美術館 15:15
その後は、一部のメンバーと西尾市にある三河工芸ガラス美術館へ
概要
三河工芸ガラス美術館は、ガラス作品の展示と制作体験を楽しめる美術館として知られています。地元のアーティストによって設立され、ガラス工芸の美しさや技術を広める場としての役割を果たしています。館内には、アートとしてのガラス作品が多く展示されており、訪問者はさまざまなスタイルのガラスアートを鑑賞できます。
特徴
- 大規模な万華鏡
この美術館の目玉の一つは、世界最大級の万華鏡です。直径が1メートルを超える巨大な万華鏡を体験でき、その独特な視覚体験は多くの来場者に感銘を与えます。 - ガラス制作体験
見るだけではなく、実際にガラス工芸に挑戦できる体験プログラムも充実しています。吹きガラスやサンドブラストといった技法を使って、オリジナルのガラス作品を制作することができます。特に、観光客や家族連れに人気のアクティビティです。 - 展示作品の多様性
美術館には、伝統的なガラス工芸品からモダンアートまで、さまざまなスタイルの作品が展示されています。これにより、来場者はガラスという素材の多様性と、その美しさを感じ取ることができます。 - イベントやワークショップ
三河工芸ガラス美術館では、定期的にアートイベントやワークショップも開催されます。これにより、来場者はガラスアートの世界をより深く理解することができ、アーティストと直接交流する機会も得られます。
アクセス
愛知県岡崎市は名古屋市から比較的近く、公共交通機関や車でのアクセスが容易です。観光地としての人気もあり、近隣には他の観光スポットも点在しています。
結論
三河工芸ガラス美術館は、ガラスアートの美しさや技術に触れるだけでなく、実際に体験することができる貴重な場所です。地元の文化や芸術に触れると同時に、ガラスという素材が持つ可能性を体感できるスポットとして、多くの人々に愛されています。
モリゾーとキッコロ?キャラクターは不明です。
みんなで記念撮影。このポーズは桜島ピースといいます。
館内の様子
目玉の人間が入れる、万華鏡はギネスブック認定でした。
いろんな万華鏡があります。試験管の中にキラキラしたものがはいいており、重力でぶったが落ちることで、連続した変化がみられるような工夫が。
その他にもちょっと一息つくには良いミュージアムです。
全員、きれいに空中に浮いていますね
1時間と少々で+1.5℃に 16:34
交換ボトル水も入れて、1時間以上放置した結果、庫内がプラス温度になっていました。やはり停車中に稼働できないのはポータブル電源が欲しいところですね。
冷凍庫をポータブル電源経由でバイパスして接続し、停車中も自動的に稼働出来たらいいなぁ。そのためにはバッテリーの置き場所が問題になりますね。まぁ無くてもヘルメットエアコンのみに限定して使用すれば、問題なさそうです。
亀山パーキングエリア 17:51
1時間20分走行してきました。車載温度計は気温28℃です。冷凍庫は優れたパワーで一気に-11.5℃になっていました。外気温が30℃以下という状況であるため、前回とは比較が難しいですが、それにしても25リットル大容量でこのパワーはすごいです。
氷も再冷凍され、水が凍りになってきていました。実用レベルがすごい。
念のため、ガソリンを追加します。18:25
- オドメーター 13912㎞
- 走行 128km
- 給油 5.86リットル
- 燃費:21.84㎞/リットル
ヘルメットエアコンを使用し続け、ボトル交換と飲料取り出しによって-7℃まで庫内温度上昇。それでもまだマイナス表示です。
タイヤの空気を補充したので、ここからも若干燃費向上に期待。
ラーメン王子 18:40
「ラーメン王子」は、三重県にある人気のラーメン店です。特にラーメン好きの間で知られており、地元住民や観光客に愛されています。
基本情報
- 店名:らーめん王子
- 所在地:〒514-0304 三重県津市雲出本郷町南山ノ後238-1
- 場所:キング観光併設
営業時間
- 営業時間:毎日午前11時から午後8時まで
特徴
- キング観光という施設に併設されているラーメン店です。
- 毎日同じ時間帯で営業しており、比較的長い営業時間を設けています。
概要
ラーメン王子は、独自のスープやこだわりの麺を提供するラーメン店として評判です。店名からもわかる通り、店主が自らを「ラーメン王子」と名乗り、ラーメンに強いこだわりを持っていることが感じられます。シンプルながら深みのある味わいが特徴で、何度でも食べたくなると評判です。
特徴
- スープのこだわり
ラーメン王子のスープは、豚骨や鶏ガラなどから丁寧に時間をかけて取られています。醤油や味噌、塩などのベースによって異なる風味を楽しむことができ、バランスの取れた味わいが特徴です。 - 自家製麺
麺は店で自家製されており、スープとの相性を重視した太麺や細麺が選べます。しっかりとしたコシがあり、スープに絡むことでより深い味わいが楽しめます。 - バリエーション豊富なメニュー
ラーメン王子は、スタンダードなラーメン以外にも、トッピングやスープの違いによるバリエーションが豊富です。チャーシューやメンマ、ネギなど、トッピングの量や種類をカスタマイズできるのも魅力の一つです。 - サイドメニュー
ラーメン以外にも、餃子やチャーハン、から揚げなどのサイドメニューも充実しています。ラーメンとのセットメニューも人気があり、ボリューム満点でリーズナブルな価格設定となっています。 - アットホームな雰囲気
店内はアットホームな雰囲気で、カウンター席やテーブル席があり、家族連れでも訪れやすい環境です。店主やスタッフの対応もフレンドリーで、リピーターが多いのも特徴です。
結論
三重県にあるラーメン王子は、こだわりのスープと自家製麺を特徴とする人気ラーメン店です。豊富なメニューとアットホームな雰囲気が魅力で、地元の人々だけでなく観光客にも愛されています。
お目当ての店主は、早く上がっていませんでした。麺大盛にしたので胃もたれしました;
ラーメン食べた後、冷凍庫は0℃に。温度上昇も内容物の状態によって早く感じますね。
京田辺PA (上り) 20:55
帰路にて、ラーメン大盛にしたためか、消化が始まると眠くなります。ヘルメットエアコンを全開にし、それでも眠かったので、残30㎞で休憩
あっという間にマイナス13℃になっていました。中華製の冷凍庫ではこうはいきませんでした。冷凍パワーはこのクラスでは世界最高なのではないでしょうか?
帰宅 21:30 14059㎞
全行程546㎞走行。無事に帰着しました。
F900XRのパワー積載量共に十分と感じます。500ccクラスでも積載ができれば、問題ないかと思います。
装備品は?
- トップケース
- パニアケース左右
- ツインバード低温冷凍冷蔵庫 SC-DF25WL
これだけ積めると3~4泊の猛暑日ツーリングも問題ありません。
持ちものは?
- 小型ドローンHOVERAir X1 Smart
- INSTA360X4
- SONY-ZV1Ⅱ
- 着替え
- お土産
- 5kgのお米
- 冷凍庫車載装着用の備品
- CS319i
- CS321
- ヘルメットエアコンG2
- ヘルメットエアコンG3
まとめ
- ツインバード低温冷凍冷蔵庫 SC-DF25WLをBMW-F900XRに搭載して夏日に走った感じでは、猛暑日でも通用すると感じた。
- ヘルメットエアコンのみに限定して使用した。
- 冷凍庫搭載状態では、専用ボトルを使用する機種、A2やK2では理想的なシートポジションを得られない
以上
今回の旅の結果でした。
次回は来年の初夏にツーリングテストしてみたいと思います。
ツインバード低温冷凍冷蔵庫 SC-DF25WLは実用的である。
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